2011年1月31日月曜日

キューエンタテインメントのファン感謝祭「Qonline

全国8か所を巡る関連グッズ即売会を締めくくるイベント




 キューエンタテインメントは2月27日,同社が運営するタイトルを集めたファン感謝祭「Qonline Fiesta 2010」を,東京都立産業貿易センターにて開催した。










 同社は2009年12月から,全国8か所を巡るイベント「Qonline Market 2009-2010」を開催している。今回の「Qonline Fiesta 2010」は,それらを締めくくる位置づけのイベントだ。

 過去に7回開催された「Qonline Market 2009-2010」の具体的な内容は,同社が運営する「AngelLoveOnline」(PC/PS3),「エンジェル戦記」(PC/PS3),「Xenepic Online」の関連グッズの即売会だ。今回は“ファン感謝祭”と名目を変え,即売会に加えて,来場客が縁日チックな催しを楽しめたほか,サプライズイベントなどが用意されていた。












 当日は10:30の開場前には,60?70名の人達が会場前に列をなしていたようだ。子供連れのお母さんなどを頻繁に目にしたほか,小型のスーツケースを持参している気合いの入った人もちらほら見かけられ,同社のタイトルが幅広い層に人気のあることが分かる。



 来場客が最も楽しみにしていたであろう,関連グッズのラインナップを見ていくと,その中心を担っていたのは課金アイテムである。一口に課金アイテムといってもさまざまなタイプがあるが,外見を変更するアバター系ではなく,キャラクター育成の効率化に直結するタイプが多かった。例えば,30日間に限り取得経験値やアイテムドロップ率などが数倍になる,生産効率が劇的にアップする,などといったものだ。それらの価格帯は1500円?5300円で,複数の課金アイテムを併用することも可能。その気になれば,ライバルとの差を一気に付けることができそうだ。










 価格表の写真を掲載しておくので,「AngelLoveOnline」「エンジェル戦記」「Xenepic Online」のプレイヤーはじっくりとご覧いただきたい。会場内をしばらく眺めていたが,売れ行きはなかなか好調だったようだ。



 心ゆくまで課金アイテムを買い込んだ来場客は,PlayStation 3などが当たる回転くじのほか,スーパーボールすくい,型抜き,だるま落としなどといった,懐かしの縁日チックなイベントを堪能していた。













関連グッズ販売











縁日っぽい出し物も





ディレクターと直接対話できるイベントも




 当日はサプライズとして,来場客が同社のディレクターと直接対話できる交流会が設けられた。今回対応したのは,同社のオンライン事業本部 運営部の君塚 靖征氏と,諸星 富展氏の2名。彼らは3タイトルすべての開発/運営/ローカライズ作業などに携わっている。

 このイベントでは,対話するとき誰にも邪魔されることなく,ゲーム仕様についての質問や,要望を伝えることができる。ただし多数の来場客がいることから,ディレクター達と話せるのは30名のみ,時間は一人につき一分に限られた。










 会話内容を聞いていたが,3タイトルの中では「AngelLoveOnline」に対する要望が大多数を占めていた。最も多かったのは,現在ゲーム内で物議をかもしている「武器の持ち替え」に関する仕様変更である。これに対して,キューエンタテインメントはすでに開発側と協議を進めており,今のところ「武器の持ち替えを禁止」か,あるいは「持ち替えを行なったら何らかのペナルティを与える」方向で仕様変更可能かどうか確認を進めているという。



 来場客はそのほかに,「アイテムドロップ率を上げてほしい」「狩り場が混雑しているのでチャンネルを増やしてほしい」「魔法使いを強くしてほしい」「インスタンスエリアの人数制限を撤廃してほしい」「次の大型アップデートはいつ行なわれますか」などと,それぞれの思いの丈をぶつけていた。










 さすがに持ち時間が1分であることから,例えばゲームバランスの修正要望に対して,その場で明確な回答が得られるようなケースは少なかった。イベントの進行上仕方ない部分ではあるが,やはり多くの参加者が,時間的に物足りなさを感じていたようだ。

 ただ,熱心なゲームファンであれば実感してもらえるかもしれないが,好きなゲームだからこそ,言いたいこともたくさんあるというもの。それを誰にも邪魔されずに直接伝えられたというのは,来場客が会場に足を運ぶに値するだけのイベントであったことだろう。



 最初は交流会の様子を遠巻きに眺めている人が多かったが,熱心に要望を伝える来場客を見るにつれ,次第にぞろぞろと続いていた。また,要望を聞いている最中,君塚氏と諸星氏が熱心にメモを取っている姿も印象的であった。スタッフと並んでいる人達の席が離れていて会話内容が共有できず,結果として要望内容の多くが被っていたが,半面,個別に相談できるからこそ周りに気兼ねせず,緊張しないで話せたという点で,交流会としてはまずまずの内容だったのではないだろうか。










引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト

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